「 洸 洋 」
・・・コウヨウ・・・
輝く水面とその波間に垣間見える底の知れない闇色。
冷たい水底へ引き込もうと、
闇が足首に纏わりつくあの感覚。
そしてそれとは気づかせない水上の煌めき。
海のない場所で育った者が抱く
海への憧れと畏れ。
すき間が、視線を底へと導く。
光沢素材を用いた台は、
その表面に作品の反転した虚像を映し出す。